組織論がわからない僕は幼稚なのか。
古い手帳からの抜き出しシリーズ第3弾。
同じくガンダムUCから。
「個人の力では変えられないし、変えようという気すら起こせない。組織それ自体が持つ自己保存の本能に呑み込まれて、いつしか保身しか考えない歯車に成り果ててしまう。」
引用元:機動戦士ガンダムUC (5) ラプラスの亡霊
機動戦士ガンダムUC (5) ラプラスの亡霊 (角川コミックス・エース (KCA189-6))
- 作者: 福井晴敏,矢立肇,富野由悠季
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/07/26
- メディア: コミック
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僕は、非常に残念なことに、家族以外に帰属意識を持ったことって、ないんですよね。
小学校はいわずもがな、中学校もそうだし、望んで受験して入学した高校も、合格しちゃったので妥協して入学した大学も、条件で選んだ会社も。
正直、例えば自分の父親が、通ってた中学校が廃校になったことを嘆いていたり、同じ高校出身の有名人を誇らしげに語っていたり、卒業した大学だからと言う理由だけで様々なスポーツで母校を応援していたり、すでに退職した会社のことを今でも何かと気にかけていたりとか、全く理解できない。
そういう自分なので、正直、上のセリフは受け入れ難かったりする。
変えようとした結果、組織の力に負けて変えられなかった、ならわかるんだけど。
どういう状況なのかさえ想像できないレベル。
もしかして気がついていないだけで、実際にはちゃんと組織の歯車になっているんだろうか。
いくらでも代替の効く兵隊だとは思ってるけど。
僕にもいつか、わかる日が来るのだろうか。
結果に責任を持つ必要性
古い手帳から抜き出しシリーズ第二弾。
「結果に責任を持てないくせに、とりあえずの要求と興味に従って、人を滅ぼすような技術を開発してしまう。人類の悪い癖と言ってしまえばそれまでですが、救われませんね」
引用元:機動戦士ガンダムUC (5) ラプラスの亡霊
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いわゆる科学技術一般の話だと思って構わないと思うんですが、とりあえずやってみる精神無しに、人類が発展できたとは思えないんですよね。
ここで言う発展って、人口の増加と長寿命化に集約される文明の発展と思ってください。
ぽちってしたら一瞬で地球が粉々になるような装置であってさえそう言うのか、って言われたら困るんですけど。
じゃあどこに線引きするんだよ、って言われても困るんですけど。
どこまでやれば無責任じゃないんだよ、って逆ギレしたくもなるんですけど。
この精神無しに、フグ食文化が発展したとは思えないんですよねー(違