愚者の能書き

愚か者が愚かなりに考えたことを記録する

ノートの電子化を試みる(前編)。


過去に速読に関する記事を書いたことがある。


fooltheapril.hatenadiary.jp


速読に関して色々と言いたいことはあるのだけれど、それは別記事に書くことにする。
結論だけ述べると、読むだけでどうにかできるほど私の頭は良くないので、「勉強」しなければならない。
勉強できる(ある程度のスペースが確保できる)のは基本的に自室だけだが、勉強したことを電子化できれば、電車内などで復習することが可能だ。
というわけで、ノートの中身を電子化したい。
電子化したものをタブレット端末を使用して電車の中などで読みたい。



色々と検討することもなしに、デジタルガジェット好きの血が命じるまま、ソニーのデジタルペーパー「DRT-RP1」を購入することに決めた。

www.sony.jp


しかし、こいつは常に売り切れだった。
確か購入を決めたのは10月の頭だったと思う。
以降毎日サイトをチェックしていたが、一度として売り切れでない時はなかった。
再入荷もいつになるのかわからない。
法人相手の商品だからか、お気に入りに入れて通知を待つこともできない様だ。
そも、法人じゃないけど買えるんだろうか。


とはいえ、いつまでも待っているわけにもいかない。
手に入らないものは仕方がない、代替手段を考えなければ。

まず、私が求める条件を提示する。


そこで、「ノート 電子化」や「ノート デジタル化」などのキーワードで検索する。
この記事などを読んで、いくつかのものについて比較検討した。

gadgetm.jp


私が求める機能を有するものを大別するとこんなカンジだろうか。

  • ペンに仕込みがあるタイプ
  • いわゆる板タブの類
  • ノートに仕込みがあるタイプ




イ. ペンに仕込みがあるタイプ


ペンの方に仕掛けがあり、書いた軌跡を記録しておいて、ストレージなどにアップロードする類がこれに該当する。

手書きを行う以上、ペンは重要だ。
そこ行くと、コクヨというメーカーにはある程度の信が置ける。
しかし、ノートにペンにと専用品がたくさんある。
いや、そんなこと言ったら最初のソニーのデジタルペーパーはどうなんだよ、と思うかもしれないが、そこはそれである。
ノートも消耗品だし。
後述するノートに仕込みがあるタイプと違い、スマホでの撮影が必要ない点は大きな利点だと思うが、なんとはなし、心が反応しない。
というわけで、候補から外した。


ロ. いわゆる板タブの類


書いた文字がPCなどと接続された液晶画面に直接反映されるタイプ。

う、うちにもあるんやで、年賀状を書くときにしか使用されない、バンブーの板タブが……。
それはさておき、少なくともこの商品は、常にPCとの接続が求められる様だ。
それは望むところではない。
PCが起動していると、つい余計なことをしがちで、勉強に集中できない。
おまけに、書くスペースが小さい。
こちらも候補から外れる。


ハ. ノートに仕込みがあるタイプ


特殊なノートに文字を書き、それをスマホのカメラで撮影してストレージなどにアップロードするタイプ。
ペンに仕込みがあるタイプと違って、こちらはノートの方の仕掛けを専用アプリが読み取ってゴニョゴニョする。

一時期話題になったよね。
しかし、このタイプの一番のネックは、スマホで撮影しなければならないということだ。
それは、正直に言えば面倒臭い。
とはいえ、そこを除けば、この商品は、安価だし、再利用が可能で、ペンもフリクションペンで構わないという。
ただ、Amazonのレビューを読むと、この商品は一度のレンチンで紙がたわたわになってしまうとのこと。
うーむ、このタイプの別の商品を探すか。



というわけで、最終的には、これを選んだ。



最終的な決め手は、ノートが1000回以上再利用可能という点だ。
少々迷ったものの、そこまで高価な品物でもなし、とりあえず試してみようということに。

長くなってしまったので、前後編に分けることにする。

後半へ続く!



fooltheapril.hatenadiary.jp

健康診断を受診するために不健康になる


なんだお前、そんなくだらない話を聞かせるために書いたのかよ、と言われれば、そうだが? 何か問題でも? と開き直るしかないのだが。



明日、会社で(が?)加入している保険組合の指定するクリニックへ赴き、健康診断を受診しなければならない。
いや、それ自体はありがたいことだ。
この年々不健康になっていく身体に警告を発してくれる、良い機会だ。



が、しかしである。
これを受診するために、私は普段よりも1時間以上早く起きて、普段乗らない、クソの様に込み合うクッソみたいな電車にファッキン乗り込んで、ファッキン大都会新宿へファッキン向かわなくてはならないのである。

いやいやいや、どうして健康具合を測りに行くのに、普段より不健康なことをしなければならないのだ?
この削られた睡眠時間は確実に当日の健康状態に悪影響を及ぼすに違いない。
大体、そんな満員電車に乗り込ませて、痴漢冤罪で捕まったら会社はどうにかしてくれるのか?

実はもう何年も同じことを繰り返している。



毎年毎年、どうしてクリニックが開いた直後の時間帯に私の検診のスケジュールが組まれるのかというと、会社が名簿でもぽいと渡して機械的に日程が組まれた結果なのだと思う。
文句があるなら自分でクリニックに電話してリスケせい、という事なのだろうが、もういちいち面倒臭いので言われるがままにしている。
断じて電話で上手くしゃべれるかどうか不安だからという理由ではない。断じてない。ないったらない。



自分で変えられるチャンスをふいにしているくせに文句言うなよ、と書きながら思いはするのだが、しかし、社会人として、業務都合ならばともかく、個人のくだらない都合で一度組まれたスケジュールを覆すのはどうなのよ、とつまらない常識が私の脳みそを支配しているのも事実だ。



ああ、常識、くだらない。



私は、常識知らずは大嫌いだ。
しかし、常識破りは大好きだ。

当然知っているべきことを知らないのは大問題だが、知っていてその有効性を疑わしく思い、常識を守る以上のメリットを見出して常識を破るのには拍手喝采だ。



兎にも角にも、である。
明日私は、健康状態を調べに行くのに不健康な行動を取らざるを得ないのである。
これでは去年の結果より体重がなんぼか増えていたり、肝臓の数値や血液検査の結果、特にコレステロール関係が悪くても仕方ない。
ああ、そう、これは仕方のないことなのだ。



ん?
その分早く寝ろ?
そんなこと出来るわけないだろうが……。