ノートの電子化を試みる(前編)。
過去に速読に関する記事を書いたことがある。
速読に関して色々と言いたいことはあるのだけれど、それは別記事に書くことにする。
結論だけ述べると、読むだけでどうにかできるほど私の頭は良くないので、「勉強」しなければならない。
勉強できる(ある程度のスペースが確保できる)のは基本的に自室だけだが、勉強したことを電子化できれば、電車内などで復習することが可能だ。
というわけで、ノートの中身を電子化したい。
電子化したものをタブレット端末を使用して電車の中などで読みたい。
色々と検討することもなしに、デジタルガジェット好きの血が命じるまま、ソニーのデジタルペーパー「DRT-RP1」を購入することに決めた。
しかし、こいつは常に売り切れだった。
確か購入を決めたのは10月の頭だったと思う。
以降毎日サイトをチェックしていたが、一度として売り切れでない時はなかった。
再入荷もいつになるのかわからない。
法人相手の商品だからか、お気に入りに入れて通知を待つこともできない様だ。
そも、法人じゃないけど買えるんだろうか。
とはいえ、いつまでも待っているわけにもいかない。
手に入らないものは仕方がない、代替手段を考えなければ。
まず、私が求める条件を提示する。
- 手書き入力であること
- 電子化が容易であること
- ランニングコストが安いこと
そこで、「ノート 電子化」や「ノート デジタル化」などのキーワードで検索する。
この記事などを読んで、いくつかのものについて比較検討した。
私が求める機能を有するものを大別するとこんなカンジだろうか。
- ペンに仕込みがあるタイプ
- いわゆる板タブの類
- ノートに仕込みがあるタイプ
イ. ペンに仕込みがあるタイプ
コクヨ デジタルノート CamiApp S ノートタイプ iOS版 替芯付タイプ NST-CAS-N5-AM
- 出版社/メーカー: コクヨ(KOKUYO)
- 発売日: 2014/09/05
- メディア: オフィス用品
- この商品を含むブログ (1件) を見る
ペンの方に仕掛けがあり、書いた軌跡を記録しておいて、ストレージなどにアップロードする類がこれに該当する。
手書きを行う以上、ペンは重要だ。
そこ行くと、コクヨというメーカーにはある程度の信が置ける。
しかし、ノートにペンにと専用品がたくさんある。
いや、そんなこと言ったら最初のソニーのデジタルペーパーはどうなんだよ、と思うかもしれないが、そこはそれである。
ノートも消耗品だし。
後述するノートに仕込みがあるタイプと違い、スマホでの撮影が必要ない点は大きな利点だと思うが、なんとはなし、心が反応しない。
というわけで、候補から外した。
ロ. いわゆる板タブの類
サンワダイレクト 電子メモパッド デジタル保存 USB接続 Evernote/OneNote連携対応 多機能 デジタルメモ 400-TBL002
- 出版社/メーカー: サンワダイレクト
- メディア: オフィス用品
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書いた文字がPCなどと接続された液晶画面に直接反映されるタイプ。
う、うちにもあるんやで、年賀状を書くときにしか使用されない、バンブーの板タブが……。
それはさておき、少なくともこの商品は、常にPCとの接続が求められる様だ。
それは望むところではない。
PCが起動していると、つい余計なことをしがちで、勉強に集中できない。
おまけに、書くスペースが小さい。
こちらも候補から外れる。
ハ. ノートに仕込みがあるタイプ
全米の学生が愛用している簡単にクラウド化、繰返し使えるスマートノート Rocketbook Wave 電子ノート 電子メモ帳 電子メモ 大学ノート キャンパスノート 学習ノート スケッチブック
- 出版社/メーカー: Rocketbook
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
特殊なノートに文字を書き、それをスマホのカメラで撮影してストレージなどにアップロードするタイプ。
ペンに仕込みがあるタイプと違って、こちらはノートの方の仕掛けを専用アプリが読み取ってゴニョゴニョする。
一時期話題になったよね。
しかし、このタイプの一番のネックは、スマホで撮影しなければならないということだ。
それは、正直に言えば面倒臭い。
とはいえ、そこを除けば、この商品は、安価だし、再利用が可能で、ペンもフリクションペンで構わないという。
ただ、Amazonのレビューを読むと、この商品は一度のレンチンで紙がたわたわになってしまうとのこと。
うーむ、このタイプの別の商品を探すか。
というわけで、最終的には、これを選んだ。
- フリクションペンで書いて消して、1000回以上再利用可能
- 専用アプリでの読み取りでgoogle drive、dropbox、evernoteなどと連携可能
最終的な決め手は、ノートが1000回以上再利用可能という点だ。
少々迷ったものの、そこまで高価な品物でもなし、とりあえず試してみようということに。
長くなってしまったので、前後編に分けることにする。
後半へ続く!