愚者の能書き

愚か者が愚かなりに考えたことを記録する

2017年05月度の電撃文庫新刊購入予定


 いま、失意のどん底、深淵、地獄の最奥にいるような気分でこの記事を書いています……。
 なんと、今日でゴールデンウィークが終了してしまうんですよ……。
 つまり、つまりですよ……?

 そう、明日、月曜日から、また、会社へ行く、つまらない日常が始まってしまうわけなんですよ……。


 さて、気分を切り替えまして、2017年05月度発売予定の電撃文庫新刊、購入予定の発表です!

新約 とある魔術の禁書目録(18)

 ……うん、ごめんなさい……。
 ゴールデンウィークでも積読解消できなかったシリーズの1つです。
 何がどうなっているんだかさっぱり追えていないんですが、とりあえず買いです……。

はたらく魔王さま!17

はたらく魔王さま!17 (電撃文庫)

はたらく魔王さま!17 (電撃文庫)

 正直ねー、17巻はやり過ぎだと思うんですよー……。
 いやね? このシリーズ、大好きですよ?
 いつまでも読んでいたいシリーズではありますよ?
 でもですね、本編はだらだらせずに、きちっときりっと、カッコよくシメて欲しいんですよ。
 お祭りみたいな番外編をいくつもやるのは、それはそれで大好きなんですけどね。

狼と香辛料XIX Spring LogII

 ごめんなさい第2弾。
 ホロの可愛いところが早く見たいでありんすが……。
 これ以上積まないで済むようがんばります。

絶対ナル孤独者4 ―刺撃者 The Stinger―

絶対ナル孤独者4 ―刺撃者 The Stinger― (電撃文庫)

絶対ナル孤独者4 ―刺撃者 The Stinger― (電撃文庫)

 ミノルくんの心のありようが変わったら、能力も変わっちゃったりしないんですかね?
 ふとあらすじを読んでそんなことを思いました。
 珍しく積読せずに楽しみにしているシリーズです。
 新刊来たらこのペースを崩さずに速攻で読もうと思います。

悪逆騎士団II そのエルフ、凶暴につき

 これはね、ゴールデンウィーク中にきちんと積読消化した一覧に入っています。

 なんだかんだ言いましたけど、1巻が面白かったので、2巻も買いです。
 そっかー……。全裸幼女かぁ……(遠い目

オレ、NO力者につき!

オレ、NO力者につき! (電撃文庫)

オレ、NO力者につき! (電撃文庫)

 久しぶりの阿智太郎作品。
 あくまで個人の感想ですが、わざとと言えるレベルの拙い文章で綴られていた「僕の血を吸わないで」とか「ドッコイダー」とか、あの辺のノリが阿智太郎作品としては一番好きです。
 自分はブギーポップキノの旅猫の地球儀なんかでラノベ沼に足を踏み入れたのですが、一般小説との違いを見せつけてくれたというか、そうか、小説って、こういうことをしてもいいんだ、っていうのを教えてくれたのが、この阿智太郎あすか正太でした。
 バカバカしいとしか言えない設定や展開、ばかでかいフォントでページを消費したり、長い名前を連呼して何ページも消費したり。
 自分の中にあった小説像をぶち壊してくれた、偉大なる恩人の1人と言ってよいでしょう。

 それだけに、近年の、どこかで見た設定の、どこかで見たキャラクターの、どこかで見た展開を、以前はあった勢いや拙さの無い文章で見せられると、昔はもっと面白かったのになあと、そう思ってしまうのです。
 長くなりましたけど、このどこかで見たような設定の物語、昔の面白さを取り戻していてくれることを切に願って購入します。

キリングメンバー ~遥か彼方と冬の音~

キリングメンバー ~遥か彼方と冬の音~ (電撃文庫)

キリングメンバー ~遥か彼方と冬の音~ (電撃文庫)

 最近よく聞くフレーズです。
 「最終選考で物議を醸した」作品。
 中身というか本筋というか、プロット的な部分はさておいて、文章として小説として本として、売り物になるレベルまできちんと編集者と一緒に仕事をした作品となっていることを願います。




 はい、そんなわけでね、またつまらないいちサラリーマンとしての毎日が始まってしまうわけですけれども、家に帰ってからはしっかりと現実逃避して、次の日の仕事に備えるようにしたいと思います。


実は女性は自信に満ち溢れているのではないかと思った話


 日本に限らず、特にビジネスシーンにおいて、男性に比べ女性は自分に自信が持てない、という言説が流布されて久しい。
 私自身の体験としては実感に乏しいものの、性別を隠して就職活動をさせてみた結果、男性は性別を隠していない時よりも良い結果となった社会実験の話(※)などを聞くにつけ、そういうものかと思ったりしていた。
 ※男性は断られても粘り強く就職活動を続けたのに比べ、女性は自身の無さから諦めてしまい、就職に結びつかなかった、というものらしい。


 しかし、である。
 常日頃見慣れている、とある光景を今日も目にしたのだけれど、そのことで天啓を得たような気分になった。




 実際のところ、世の女性というのは、自信に満ち溢れまくっているのではないだろうか。




 本日も目にした光景というのは、以下のようなものである。

 某県某所にて、車に乗る私の目の前を、信号を無視した若い男女が横切った。
 慌ててブレーキを踏んだ私は、思わずクラクションを鳴らしてしまった(これは本来いけない行為だ)。
 すると、男の方がこちらを振り向き、私と目を合わせてきた。
 車内から私が歩行者用信号を指さして赤であることを指摘すると、男は申し訳なさそうに軽く頭を下げた。



 その後ろで、女は、知らん顔をしていた。



 またしても別の某県某所にて、私は信号待ちで停車していた。
 直交する道路に横断歩道はあったが、歩きスマホに夢中なその女性は、明らかに横断歩道を外れ、車道を歩いていた。
 ブレーキを踏まざるを得なかったドライバーがクラクションを鳴らすと、その女性はようやく顔を上げた。
 状況を把握したのか、慌てた様子で横断歩道へ戻り、渡り始めた。



 女は、渡り終わるまで3回、クラクションを鳴らした車を振り向いては睨みつけていた。





 路上で、駅構内で、交通の妨げになっている女性が、いざそれを(ぶつかられたり指摘されたりクラクションを鳴らされたりして)知らされると、ぽかんとしたり、悪びれることなく睨みつけたり、悪態をついたりする場面というのは、もういやというほど見てきた。
 女性というものの大半は、もうきっとそういう風にできているのだと、傍観者的に諦めていた。


 しかしである。



 ふと気が付いたのだ。



 私は、私なら、そういう、ぶつかられたり指摘されたりクラクションを鳴らされたりしたら、自分に悪いところがある、自分になにがしかの事象の原因があるのだと考える。
 まずは考える。
 もしかしたら私は悪くないのかもしれないが、とりあえず自分が悪いのだろうというところから入る。





 先に示した女性たちは、一般的な常識で考えて、自らが原因であると、自分が悪いのだと、すぐにわかる事例である。
 そう私は考える。
 しかし、彼女たちは、そうは思っていないようだ。
 そうでなければ、あのような反応は見せないはず。



 つまり、自分が悪いとは、露ほども思っていないのだ。





 これって、すごいことじゃないだろうか。
 ものすごい自信でもって、自らが正しい、間違っていないと、そう思っていなければできない反応なのではないだろうか。

 女性は自信に満ち溢れているのだ。





 ふと思い返してみる。
 女性は、好みでない、キモいと思う男性から異性として見られる、交際の申し込みなどをされることを、不名誉なこと、キモい、セクハラだ、などと思う。
 それは、裏を返すまでもなく、そんな男より自分は上位の存在であるという、絶対強固な価値観だ。
 これが自信でなくて、一体なんだというのだろう。



 ビジネスシーンでだけ猫を被るのはなぜなのだろうか。