クールビズの開始とその無駄について
私事で恐縮だが、勤務先の会社でクールビズが始まった。
事細かな服装の指示については、おそらく世間一般のクールビズとそんなに変わらないものと思う。
- 襟無いとダメ
- 肌着着ろ
- チノパンとか履け、ジーンズも可だけどダメージジーンズはダメ
- サンダル不可
- 客に会うときはネクタイしろ
注意書きとして、『汗の臭いにも気をつけること』、とある。
今、目の前に、この注意書きを書いた総務がいたら、問答無用でぶん殴っていると思う。
Tシャツにハーフパンツ、サンダル履きだって汗を掻くのである。
いわんや、こんな、スーツの上着を脱いだだけに等しい格好なら、滝汗間違いなしである。
拭った先から汗をかいていれば、臭いなんぞいくら気を付けたって無駄である。
大体、公の場で拭ける場所なんて体表の内のほんの数パーセントであり、多くの汗かきポイントは人前では拭けない場所だと思う。
となれば、そもそもの汗の量を減らすしか無いのに、こんなクソのように暑い格好を強いられる。
おまけにオフィスのエアコンは、省エネのため、または女子社員の「寒い」の一声で28度とかいう基地外みたいな温度に設定されるのである。
このような状況で汗の臭いに気をつけろなどと、噴飯物であろう。
上記の通り、はっきり言って、クールビズなんぞ無駄である。
そんなことよりスーツ文化さえ滅びれば、全て丸く収まるのだ。