愚者の能書き

愚か者が愚かなりに考えたことを記録する

マネーフォワードに全財産登録した

生憎の天気なので、
そして例によって例のごとく、
ぼっちで暇人なので、
マネーフォワードをちょこちょこと弄った。

具体的には、
未登録だった金融機関やカード、
電子マネーなんかを登録し、
ついでに使途不明金の出ていたサイフの中身も
修正した。

これで、私の経済活動の全てが
記録される様になった。

余す事無く、全てだ。




入出金履歴は日記の様なもの、とも言える。
どこへ行ったとか、何をポチった、とかが見えてくる。

そうすると、
私は副業も無いし、
株もFXもやってないから、
表示される総資産は、
毎日の暮らしと仕事の結果を表している、
とも言えるんじゃなかろうか。

今までの、日々の楽しかった事や嬉しかった事、
苦労や怒りや悲しみがここに凝縮されているのだ。

お前の人生、そんなもんか?
お金による評価なんて、そんなたいした事じゃない、
もっと大事な事があるだろう?

そんな声も、
己の内側からは、確かに聞こえてくる。

しかし、誰がなんと言おうと、
唐突に宝くじでも当たらない限り、
これからも私の人生の多くの時間は仕事に費やされる。

だからこの、23インチのディスプレイに表示されている
ちっぽけな総資産って奴が、私の人生の評価である事は
疑う余地がない。

今、ちょっとだけ、専業主婦の人の気持ちがわかった気がした。
仕事を誰かに褒めてもらうとか、旦那や子供の嬉しそうな顔を見る、感謝の言葉をもらう、
そういうのも大事だけど、
もしかしたら、こういう、総資産の様な、
全てを象徴するなものが欲しいのかもしれない。




どんなに目立ちたくない、
社会と関わりたくない、
世間なんて知らない、
他人なんてどうだっていい、
静かに、自分が、自分だけが
心地よく暮らして行ければそれで十分、
そう思っていたとしても、
この人生は、私のものだ。

どんなにそんな面倒くさい事なんて
考えたくもないと思っていても、
私の人生の主人公は、
私しかいないのだ。

働きたくない、
早いとこ引退して好きな事だけして
生きて、死んで行きたい。

そう思うのなら。

そろそろすべき事をしようか。

そう思った。




株とFX、どっちにしようか。
まずはその検討から始めよう。