愚者の能書き

愚か者が愚かなりに考えたことを記録する

これで今年の残りもあと10ヶ月とか(笑


3月である。

もう一度言う、3月である。

誰が許したんだ。

3月ということは、2月があったはずである。

ついでに言うならば、1月もあったはずなのだ。

が、記憶が無い。


一体何をしていたのか。

振り返ってみる。


1月。年明けである。

カレンダーを見てみるが、なにか予定があったようには見えない。

そのような記憶も無い。

勤務表を見ると、後半、けっこう長時間働いていたことが見て取れる。

とはいえ、土日はきっちり休んでいるので、なにかしようと思えばできたはずである。

が、何かした記憶は無いので、恐らくだが、適当にバイクにまたがり、適当に車に乗り、適当に海外ドラマを消化して、適当にアニメを消化したのだと思う。


2月。なにかイベントがあるような話も聞いたことはあるが、僕には関係があった試しが無い。

気を取り直してカレンダーを見てみる。

バイクの点検があった。

会社の会議があった。

……そういえばM&Aが成立して違う会社の社員になったんだった。

1月から。

……制度に何も変化がなかったからすっかり忘れていた。

給料が倍額、いやさ1.5倍にでもなっていれば記憶に残ったと思うのだが、いかんせんお値段据え置きである。

そういうわけで、僕の中では何もなかったことになった。

そして、3月になった。


1月の時点ではなんだかんだ言いながら、今年「すべきこと」として色々考えていた。

色々考えた末に「すべきこと」に決めたはずなのだが、何もしていない。

目に見える形で不利益を被るものが何もなかったからかもしれない。

単純にやる気が無いだけかもしれない。

ACの「もったいない」CMがやたらと心に突き刺さっているような気もするが、3秒後には忘れているので、そんなこともないのかもしれない。

「すべきこと」と考えたけど、実際にはそうではなかったのかもしれない。

じゃあこの際だから「すべきこと」については忘れてみよう。

そう思うと、けっこうな抵抗があった。

やはり、それは「すべきこと」ではあるのだ、という認識はあるようだ。

じゃあやれよ、という話ではあるのだが。

それが出来ているのであれば、もう3月かよ、などと思っていないわけで。


まあ、全ては「働いていている」ことが悪い。

これが全てのやる気を失わせている。

これは譲れない事実だ。


じゃあ仕事辞めてしまえよ、と言うのは簡単なことなのだが、僕の物欲がそれを許してはくれない。

八方塞がりだ。

本当にそうか?

ちょっとやる気を出せばそれで済むんじゃないか?


いやいや、それで簡単に出るほど僕のやる気は安くないぞ?

何を言っているのかよくわからなくなってきたが、つまるところ、僕はやるべきことと考えていることをしていない、という状況を3ヶ月も続けてきた、ということになる。


……こういう言い方をするとなにか崇高なことを成し遂げようとしている風にも聞こえるが、その実単にサボっているだけなのだから、もう何を言っていいかわからない。

ああうん、堂々巡りしているな。

うん、詰まる所去年の年始辺りのことを思い出せばそれで解決するのかもしれない。

少なくとも解決の糸口になるかもしれない。


つまり、今僕が「やるべきこと」と考えていることをリストアップしてタスクスケジューラに登録すればいいのだ。


……そのうち、気が向いたらな。