愚者の能書き

愚か者が愚かなりに考えたことを記録する

起きている間に見る方の夢の話

今日は体調不良でおやすみ。
本当はそんな余裕ないのだけれど。

いいのだ、チームの仕事は残件山積みだが、
個人に割り当てられた仕事は
休日出勤のおかげできっちり消化している。
だから、僕は今日休んでいい。

なんとなくキーボードに触りたくなって
書き始めたのだが、
特に書きたいことはない。

うん、まあこのまま終わってもいいのだけれど。

何か話そうと思う。





そうだな、夢の話をしよう。
寝ている間に脳が見せる不思議なアレじゃなくて、
実は妄想っていう別の呼び名がついている、
起きている間に見る方の夢の話だ。

僕が今働いているのは、
金銭的な需要のせいだ。
つまり、生活するのに、趣味を楽しむのにお金がいるからで、
それ以上の理由は特にない。

なので、夢はまず、大金を手にするところから始まる。

宝くじでもロトでもtotoでもなんでもいい。
僕は大金を手にする。
半端な額じゃダメだ。
もう二度と働かなくていいだけの金額だ。
その手の当選金には税金がかからないらしいので、
ひとまず手取りの金額だと考えることにしよう。

ここに、5億円ある。

3億円くらいでもいい気がするのだが、
どうせそれだけの大金が手に入ったら
なんだかんだで1億円くらいは無駄遣いするだろうと
予測しているから、
やはり少し多めに5億円がいい。
もちろんそれより多くても全然いい。

買わなきゃわからん物は世の中にたくさんある。
例えば車だ。
レンタルくらいの短期間じゃあ、
車の良し悪しなんてそうそうわからない。

トップギアという、
イギリス BBCの車番組があるのだけれども、
登場するMC3人はそれぞれ車にこだわりを持つ。

飛行場跡をサーキットにして試乗している場合は
そうでもないのだけれど、
どこかへ旅しながら車を試す場合には、
苦楽を共にするせいか、
乗車前はあれだけ欠点を論い文句を言っていたくせに、
降りる頃には、生涯の愛車にしてやってもいい、
くらいにデレてたりする。

なので僕も、とりあえずいろんな車に乗ってみたい。
最終的には、速いのと、大きいのと、オフロードが楽しめる奴を
揃えることになるだろう。

バイクも欲しい。
国内では盛り下がり続けているけれども、
できることなら死ぬまで乗り続けていたいものだ。
クラシカルなのも欲しいし、
ツアラーも欲しいし、
アメリカンなのもいい。
もちろんオフ車やSSやレプリカも欲しい。
あと、異様なの、変なのも。

わからんといえば、家だ。
毎週、渡辺篤史の建物探訪を楽しみにしている。
気にいる家、気に入らない家、いろいろ思うところがあるのだが、
とりあえずこういうものを備えた家に住みたい、
というのはある。

まずは、ガレージだ。
バイクや車を、日跨ぎで整備できる。
部品の取り付けや交換は焦るとろくなことにはならない。
特に電装系は、できる限りバラして丁寧に配線したい。
ガレージとカーポートが別々なのもミソだ。
ターンテーブルだったり、車体を持ち上げる、
自動車整備工場にあるような装備が整っているとなお良し。

次は庭と中庭、それから掘りごたつと縁側だ。
この俺的日本セットはセットでないとダメだ。

日本庭園である必要は全くない。
庭の方は、果樹とか桜とか広葉樹とか、
季節を感じられるものが欲しい。
あと広さ。
中庭は、あまり手入れがいらなくて、
見て落ち着けるものがいい。
竹林とかな。
……竹林は手入れが大変か?

あとは、図書館塔。
まあ、図書室でもいいんだが、
できれば塔がいい。
3階分くらいの高さがあって、
本がたくさん収められて、
それでいてかっこよくて落ち着ける、
そういうのが欲しい。

土地と家、バイクと車が揃ったら、
まあまだ揃ってなくてもいいんだが、
改造トラックにバイクを積んで、
日本全国津々浦々、
ツーリングしまくる。

トラックは居室とバイクの格納・整備を可能にしたもの。
目的地までバイクを運んで、
日暮れまで遊んだら帰ってきて、
トラックの中で眠る。
もちろん天気がいいならバイクに荷物を積んで
キャンプでいいんだけど、
僕は雨男なので。

ツーリングの合間に、
そうだな、2ヶ月に一度とか3ヶ月に一度帰ってきて、
写真の整理をする。
その間は、筋トレしたり、料理に凝ってみたり、
そしてそう、気に入ったor気になったアニメやドラマを
心行くまで見る。
もちろん漫画もラノベも余さず読む。

自分でも意外なのだけれど、
プログラミングなどのITスキルを捨てる気がない。
家に高価なサーバを用意してみたり、
新しいデバイスに手を出してみたり、
カンファレンスとかハッカソンにも参加したい。

なにせ、金持ちで暇なのだ。

自分の裁量でなんとかできることは、
したいだけする。




と、これだけ語ってきたのに、
結婚や子どもに関する話が出てこないのは、
お金の話が発端だからか、
それとも思い描く未来想像図に
その姿が無いからなのか。




ううむ。
まあ、なにはともあれ、
先立つものを手に入れないと
どうにもならん。

今現在、30過ぎなわけだが、
このような夢が本当になったとして、
残りの人生で楽しみ切れるか、
っていうと微妙な気がする。

早く、早く金を手にして
自由にならねば。
この夢を、楽しみきる前に
あの世へ行く羽目になるのは困る。



というわけで、お金、手に入りますように。